2010年9月19日日曜日

探査機 はやぶさ の帰還カプセルを見に行きました。

ちょうど、天王寺のあべの近鉄百貨店で8月に帰還したはやぶさの展示をやっていたので、子供と見に行ってきました。
朝、早起きして、整理券をもらい、指定された時間に見に行くと、入れるというシステムで、比較的スムーズに見学することができました。
それにしても、日本の限られた予算でこれだけのことができたのは、快挙としか言いようがないと思います。事業仕訳では日本の科学技術予算は削られる一方、スーパーコンピュータは2番じゃだめなんですか?なんて聞かれるしまつ。作った時点で一番でないスパコンなんて、つくる必要はないのはあたりまえのことなんですが。

はやぶさのような高度な自動制御システムを作れる、また、異常事態発生時も対処できる人材が居るということは、諸外国からすれば脅威に映るでしょう。
その気になれば、宇宙戦略兵器を作り出せる技術者が日本には居るということですから。

もちろん、日本の技術者はそんなことに自分の技術を使おうと思う人は居ないと思います。
しかし、見方を変えれば、科学技術を発展させることで、日本にちょっかいを出そうという国を牽制できるなら、もっと、もっと、予算をつけるべき分野なのだと思います。

まあ、そんなきな臭い話はさておいて、多くの子供たちに技術者ってすばらしい、と印象つけられたんではないかと思います。日本は結局は人材しか資源がないのですから。
ばらまきのこども手当ではなく、教育システムにもっとお金をかけるべきでしょう。

それにしても、ミッションを終えて、最後には燃え尽きる「はやぶさ」と言うのは、日本人の美意識にしっくりきますね。ぐっときました。こどもや家族のために身を粉にして働き続けるお父さんに重なるものがありますね。

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