2010年9月26日日曜日

スピードの経済1

先日、新しく、イギリスの企業と業務提携をすることで合意しました。
以前、ブログにも書いた、オーストラリアの企業も早かったが、今回の企業はもっと早い。
2通のメールをやり取りし、Skypeで1時間ほど激論した次の日には契約書が送られてきました。

一方、大手の日本企業は同じような話を半年も1年も続けてもなかなか前に進まない。
これは担当者と言うよりも、権限委譲の仕組みが出来ていないからなんだろう。
こういうビジネスのやり方を是として育ってきた日本の社員はどんどん、決断力をなくしてしまい、社長や幹部候補が居なくなるのではないかと心配になってきます。

このままでは、大手日本企業は海外企業と競争できなくなってきます。日本の経営者もそれは理解していて、海外人材の獲得に動いています。

自分たちが後輩を教育できなくしておいて、外部から人材を調達と言うのはそもそも怠慢なのではないのか?終身雇用を維持するのなら、しっかり社員を鍛えることをすべきなのではないでしょうか。
成果目標で、小さく、小さく、育てた社員は役に立たないのはもうわかっているはずなのに。

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