2010年12月5日日曜日

盲導犬

朗読会のあと、いつものごとく、居酒屋にみなさんと行きました。

いつものメンバーの中に、盲導犬協会で、盲導犬訓練センターの方とお話ししたのですが、なんと、政府からの支援はまったく無い中で活動しているそうです。
95%は寄付、5%は地方自治体からの支援で運営されているそうです。

それにしても、政府の無理解はおいておいて、95%が寄付というのは、日本も捨てたもんじゃないですね。

現在、潜在的な盲導犬が必要な人は7500人くらいだそうです。そのうちの15%弱の方が実際に盲導犬の割り当てを希望されているそうです。それでも、ウエイティングリストに載せて、手元に届くには2年以上かかるのが実態だそうです。

しかも、犬の寿命はせいぜい15年くらい、盲導犬は10歳くらいが定年だそうです。訓練期間を除くと、現役で活躍できるのはせいぜい8年だそうでです。

以下は私の勝手な計算ですが。

単純に7500人に全員に行きわたらせるためには、7500頭が今、必要になり、8年後にさらに7500頭が必要になると考えると、32年間で平均すると、単純計算で年間1100頭くらいを訓練していかなければならないことになります。
今のままでは、ぜんぜん、足りないような気がしますね。

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