2011年12月17日土曜日

2011年、年末に思う事

2011年もふと気が付くと、師走になってしまいました。みなさん、いかがお過ごしでしょうか。

この一年は短いようで長かったような気がします。2月にはオーストラリア出張、4月、6月は香港、中国へとビジネス拡大のため、積極的に動き回りました。まだ、これらのビジネスはスタートポイントにたどり着いたばかりで、まだまだ、手を加えていかなければなりません。

日本国では、3,11の大震災と津波で大変な犠牲者が出ました。自分としては、何も力になれず、うしろめたさすら、感じています。恐らく、日本の多くの人が同じような気持ちなのではと思います。

一方で、いまだに復興が本格的にスタートしておらず、これからも、何かできることがあるのではと思い、せめて、忘れずに、何ができるか考え続けることが必要なのではと思って、日々すごしています。
国としても、ぜひ、継続的に復興が進められるように願っております。

2011年は創業5年という事で、非常に大きな節目になる年だったのですが、この5年間、リーマンショック、震災、世界的景気後退と、逆風の方が多かったような気がします。しかしながら、スタートアップ企業としては、良い点もたくさんありました。円高により、海外のソフト開発ベンチャーが日本市場への輸出を拡大したいと思ってきている点と、景気後退による、事務所家賃の低下、革新的なインターネットサービスの拡大、価格低下により、われわれのような零細企業にも、非常にパワフルなツール(武器)を手に入れることができています。

Skypeによる、海外との通話コストは劇的に下がり、各種、Web会議システムを使えば、リモートでプレゼン共有したり、ソフトウエアの組み込みを遠隔操作で行ったり、非常に大きな可能性を感じています。
クラウドサービスにしても、自社専用サーバーをクラウド上に非常に安価に構築できたり、日々業務の基幹となるグループウエアもわずかな金額で利用することができるようになっています。
COSYのスタッフは東京地区、関西、広島地区に分散しており、月額3000円で、グループウエア、ファイル共有、ワークフローが活用されています。年間わずか、36000円で主業務がまわって行くというのは、10年前には考えられなかったことだと思います。

事業の成果としては、弊社の大学向けのプリントマネジメントシステムが徐々に認められてきて、日本有数の有力校への導入が決まってきています。
弊社のプリントマネジメントシステムではプリンターの入換え時期の度に入れ替えるのではなく、プリンタメーカーに依存しない環境が作れるというところが大きな利点となっています。
また、大学でのIC学生証のスタンダードとも言える、FCFカードに対応することにより、学内の他のサービスとの連携の芽も出てきています。

来年はぜひ、今まで種を蒔いてきた成果を現実のものとするために、がんばって行きたいと思っております。

今後とも、ご支援ご指導のほどお願い申し上げます。

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