2012年5月3日木曜日

昨日は、連休の中日と言うことで、日ごろできない仕事と思い、わが社、COSY Print Job Monitor の新バージョン、Ver.6.0を使い倒してみました。
改めて使ってみると、いろいろなことに応用できそうです。

過去に印刷した、印刷ログをダブルクリックすると、印刷した文書のビットイメージが見れたりします。
かなり粗い画像なので、細部の文字は読めなかったりしますが、少なくとも何を印刷したかがわかります。画像が荒い分、格納メモリもそんなに食いません。
過去画像のフォルダにどんどん貯められるだけなので、このフォルダを外付けのテラバイト級のHDDにでも放り込んでおけば、相当なページ数の画像ログが記録されます。
←クリックすると拡大します。

数年前、情報セキュリティー対策で銀行用にプリント画像ログシステムの入札があったとき、某大手事務機メーカーが、2000万円で落札したと言うのがありましたが、今ではうちの安価なソフトと1万円程度の1Tバイトの外付けディスクで実現できます。技術の進歩はすごいですね。

仕組みは簡単、プリント時に生成されるEMFファイルから、ごく粗い、ビットイメージに変換して保管していると言うものです。HDDの容量が増えてきた今では、これで充分ですよね。
ここでも、クリステンセン教授の理論通りと言うことでしょうか。

自分たちの知らないところで既存技術が陳腐化する破壊的技術がそういうことを意図ぜず開発されている。これが現代の世の中なんだと思います。

ストレージ容量が飛躍的に増加→データ保管の単価が劇的に下がる→データサイズを気にしなくてよくなる。→既存業者の崩壊→使われ方が変わってくるし、多様化もしてくる。→新ビジネスの勃興

通信回線の高速化、ネット会議システムの低価格化高度化→在宅勤務が可能に→別に東京のオフィスに毎日出勤する必要無し→地方の雇用増加→地域のサテライトオフィスの集合体のような会社が出来たっておかしくない。

協業先を連携させる、ネットワークオーケストレーション型企業がすでに海外ではできてきているが、日本企業もどんどん変わるべきなんだろうなあと思う今日この頃です。

わが社もできれば、世界何極かの拠点を知のネットワークで結び、働く場所を選ばない、働きたい場所で働けるようにしていきたいものだと思います。





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