2011年1月3日月曜日

謹賀新年

新年明けましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

早いもので、今年は平成23年ですね。
私はちょうど、平成に変わったときはカナダに在住していたため、どうも、いまだに昭和と平成のつながり部分の昭和と、平成と西暦がなかなかピンときません。しかし、あれからすでに23年も経つのだと思うと、われながら、びっくりします。
また、会社を設立して、すでに5年目に入り、時の流れる速さにはわれながら驚きます。
思い起こすと、あの時こうしておけば良かったのではとか、ああするべきではなかったとか、いろいろ考えます。

先日面白い話をラジオで聞きました。
木々というのは台風や落雷で枝や幹が折れても、その折れたことはすぐに封印して、次にどの枝を伸ばそうかと考えるように、どんどん、自分の体で大丈夫な部分を伸ばしていくようなります。

そういう考えを身体障害者の子供たちに見せ、実際に大木にツリークライミングの手法を使って登らせてみる。木の上部から眺めた景色を体験させて、昔のことや、今、体が不自由なことはそれはそれと受け止めさせ、自由になる部分を伸ばす。そういうポジティブな発想に変えていく。がんばれは、大木にも登れるということを体感させることにより、未来への希望を抱かせる。自分の無限の可能性に気が付いてもらう、そういう取組をしているカナダ人が居ます。

今の自分の立ち位置を是として、未来のみを見つめて考える。そうやっていくことにより、道が開けるのだと思います。

いくら考えてもやり直しのきかない過去のことを考えていても、時間の無駄ですよね。
過去を反省して、未来に生かすということも重要ですが、そればかりやっていても時間の無駄。

今できることは何か、自分の得意なことは何か、とにかくアクションをとってみて、だめならやり方をかえて、また、がんばる。人生この繰り返しなんだと思います。

特に、就職難で落ち込んでいる学生たちにも、道は一つではない、答は無限にある。あるのは自分にとって、ベターと思える選択枝をとっていく、その中でゴールを定めていく。また、選択枝を選ぶときの自分の基準。これを持っていること。これが重要なんだと思います。

本年も皆様、どうぞ、お体に気を付けてすこやかにお過ごしください。

2011年 正月

森川祐輔

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