今回は、東京にある、統合IDマネジメントソフトウエアを開発している会社のプロジェクトでの出張でした。
いろいろなものがIT化されてくると、社員の認証システムがいろいろなところに出来てしまいます。例えば、ICカードを使ったドアの入退室システムの認証や、PCのログイン情報、人事の管理用情報など、いろいろなところで、個人を認証しなければなりません。
例えば企業では、派遣で一時的に在籍する人も居るでしょうし、退職、途中入社される方もおられるため、常に認証用のデータをアップデートする必要があります。これをそれぞれのデータベースでやっていたのでは、大変ですし、間違いも起こりやすいですね。
このようなIDデータを一元管理し、一か所を変えればすべてそれが反映されるようにすることで、管理者の負荷や間違いを減らすことができます。
このようなシステムではいろいろな環境でテストする必要があり、例えば Windows Active directory, Novell e-directory, LINUX LDAP, Macintosh, 環境をそろえるだけでもたいへんです。
香港ベースのWeSoft社の深センオフィスではこのような環境をそろえて、常時テストできる環境を持っています。また、彼らのコンセプトとして、Western world Standardのビジネス、マネジメントのやり方を保持しながら、中国コストでサービスを提供するというものがあります。
機密保持契約、セキュリティーにも配慮しています。
QAテストはほとんどの場合、新製品ですから、その情報が漏れると大変なことになります。
ということで、今回も香港サイエンスパークに行ってきました。
いつもながら、ここはエンジニアや技術ベースの起業家にとって、恵まれた環境です。
うらやましい限りです。
香港サイエンスパークの計画模型です。一大研究開発拠点です。
緑の多い、恵まれた環境です。
技術開発型企業が多いのが特徴です。We Software Ltd.の名前も
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