2012年9月29日土曜日

「COSYは日本の技術を海外に、海外の技術を日本に」をコンセプトに事業を進めてきたけれど、今まで、案件として来るのは海外もしくは外資系企業ばかり、少しは日本の会社からは声がかからないのだろうかと思っていたところ、これぞ、日本のお家芸のような技術を持った会社が声をかけてくれました。
ぜひ、がんばらさせてもらいたいと思っています。

2012年9月23日日曜日

久しぶりに近所のハイキングトレールを歩いてみました。
ススキの向こうに見えるのは大阪平野、視界の良い日なら生駒山も見えるはず。



 



2012年8月11日土曜日

8月6日、9日を思う

今年も8月6日と9日の原爆の日がやってきた。
それにしても思うのは、NHK以外の民放ではほとんどこの話題が取り上げられなくなってきていることだ。今年はオリンピックの影響があるのはわかるが、あまりにも無関心になってきているのではないだろうか。

福島の子供たちに自分の若かれし頃を重ねている広島、長崎の人も多いのではと思う。
「お嫁に行けないのではないかしら。」
福島原発の事故で、放射線を浴びた年頃の娘さんたちのことを考えると、胸が痛む。
もちろん、少々、放射線を浴びたくらいで問題が起こるわけはないのだが、風評のほうが怖い。

政府は徹底して、子供たちの健康診断、情報開示、子供たちの安全を考えてもらいたい。

こんな悲劇を起こしても、まだ、将来的にも原発を推進しようとしている連中が強大な力を持っている現状は、問題だと思う。事態は原発の安全性というよりも、電力会社の経営問題に変わってきている様相を呈している。廃炉費用、将来のリスク引き当てを計算すると、現存する電力会社はDCFで考えれば破たんしていることになってしまうからだ。

短期的には原発稼働も致し方ないが、将来的には再生可能エネルギーにシフトしていくべきだろう。また、今回の事故で広く知られるようになったが、原子力の場合、廃炉にするにも、放射線があると、近づくこともできない。使ったあとの燃料も処分が並大抵ではない、経費や危険が伴う。有事の場合、原発をミサイルで狙われるという危険もある。包括的に評価しなおす時期に来ているのは間違いない。


このまま技術の高度化が進み、バッテリーが高性能化され、太陽光パネルが安価、高性能になれば、各戸で発電すれば、その家庭で使う電気は賄えるようになるだろう。電力会社の電気代が上がってもなんら、関係がなくなるだろう。電気も直流で動作する家電ができてくれば、効率も飛躍的に向上するだろうし、家で使う家電なんて、しょせん、冷蔵庫、レンジ、テレビ、洗濯機、電燈、クーラーくらいだ。たかが知れている。

今の現在を是とするのではなく、将来環境を予測したうえ、Goalを見据えたビジョンが必要だと思う。

2012年8月5日日曜日

オリンピック柔道に思う

柔道は日本のお家芸である。お家芸だから強くて当たり前。金以外は負け。
こんなに、優秀な指導者がそろって、みんな精進しているんだから、負けるはずがない。

まるで、どこかの家電メーカーのようでもある。
日本の技術は最高である。ちょっとやそっとで、中国や韓国にまねができるものではない。
こういっていた10年前。なにも手を打たずに自社の技術開発にのみ邁進していた。
つまり、日本のお家芸の中で技を磨いていたのである。

実は、オリンピックで負けているのは日本選手団がけっして弱くなったわけではないと思う。年々技は向上していたのではないだろうか。実は海外選手がそれ以上に強くなっていると見るほうが自然だろう。

技術についても同じだ。日本人が思っている以上に海外のエンジニアの技術レベルが上がっている。技術の場合、それだけではなく、日本の技術者の劣化が始まっている。

最近取引先の海外の技術者と日本の技術者とも付き合う機会が多くある。
あきらかにITの世界では日本の技術の裾野が劣化している。プログラム開発のできない、IT技術者、設計のできないSE。ひどいものである。さらに日本のSEの多くはコンピュータサイエンスを専攻していない素人がOJTで勉強してきたというケースが多い。基礎を勉強していない人が現場の技術だけやっても、理解が浅くなってしまう。当然、高度な設計はおぼつかない。

私は今朝、香港から帰国してきたばかりだが、香港のIT技術者のレベルも非常に高い。英語を読めるから、すぐに最新のIT技術を実務に応用することができる。
正直、今回の出張ではこの技術者個人の技術力の差に愕然とした。

日本が強いと思っているものづくりは実は弱い。
確信を持って帰ることになってしまった。

技術情報漏洩事件に思うこと

最近、日本の技術に諸外国が簡単にキャッチアップしてきている。退職した技術者が韓国、中国メーカーに再就職し、そこから技術情報が漏れるということによるらしい。

そもそも、採用した会社がその人の技術力を利用しようとするとすることは、たとえばシリコンバレーでは当たり前であるし、それを防ぐことは非常に難しい。
そもそも、転職しようとする人にはそれ相応の理由があるし、まして定年した技術者にとっては、新たな活躍の場を用意してくれるというのは魅力的だ。
自分たちの勝手で年齢が60になったからという理由だけでやめさせたことを棚上げにして、わが社の重要な技術を流したと技術者を目の仇にするだけでよいのだろうか。
ましてや、抑制効果を狙って、告訴下などというのは本末転倒である。

まず、秘密、門外不出の秘伝情報というのなら、そういう情報管理が必要である。
重要情報を重要なものとして扱っていない、管理していなくて、わが社の大切な情報が漏れたと大騒ぎをする。当然、技術者の頭に入っている情報が重要なのなら、その情報が入っている箱である従業員を大切に扱わなければならないはずである。
60を超えたから嘱託社員で月給15万円です。
技術者は工場労働者との兼ね合いがあり、初任給は18万円です。どんなにがんばった技術者も35歳なら年収600万円が上限です。ではあまりにも引きとめの誘引にはならない。

競争の源泉となる知識労働者を社内に引き止めておくことこそ、もっともメーカーにとって重要な戦略の一つなのではないのか。

技術者は給料のためだけに働いているのではない。自分の開発した技術が製品になり、世の中に無い新しい価値を生み出すことに価値を置いている人は多い。
アメリカでもそうだった。あたらしい技術にチャレンジできるということが非常に重要な誘引になっていた。

私が最初の会社を辞めたときも同じだった。新しい技術をアメリカで開発するために5年間、アメリカで必死にがんばったプロジェクトを本気で継続する気が経営陣にないことがわかったらである。
ちょうどその時、活躍の場を与えられればそれを断るのは難しいことは経験しなくてもわかると思う。

技術者の扱いには戦略が必要である。いままでそれを終身雇用をたてに、無視し続けていたメーカーのつけは回ってきただけと見るのは私だけだろうか。

2012年7月1日日曜日

中小企業は面白い

10年ほど前、神戸大の経営学の先生が講義で、日本の社会は世界でもまれにみる、下克上の可能な社会であるが、ものすごく細分化された、序列が人々を縛り付けていると言っていた。

勤めている企業で、Aさんの勤めているX社は業界2位で、3位のY社に努めているBさんより奥さんは鼻が高いし、近所の人の見方も良いといった感じである。所属している団体の優劣でその人個人の偉さが測られてしまう場合が多いのではないでしょうか。

国会では政治家の先生方は脆弱な弱者である、中小企業はこんなに困っているので、優遇しなければならない。と、日本の大半を占める中小企業の票田を取るために、しきりと、中小企業=弱者と宣伝してまわる。

当然、就活中の大学生も、弱者で身分地位の低い中小企業よりも、知名度が高く、だれに話しても「ほー」と言われる大企業を目指すこととなるのでしょう。

昨日、神戸市図書館から「日本でいちばん大切にしたい会社」を借りてきました。
これらの会社はほとんどが中小企業です。ここで働いている社員は何も知らない前出の理論にがんじがらめの世間の人から見ると、大手に就職できなかった弱小零細企業に勤める気の毒な人々と映るのかもしれません。

昔、シリコンバレーで働いていたとき、家賃700ドルのガレージに毛の生えたような零細企業で生き生きと仕事をしている連中をたくさん見てきました。一流大学を出て、このような企業で働いている若者もたくさんいました。もっとも、アメリカでは一流大学を出ただけで大企業に就職できるという方程式はありません。

やはり、自分、個人が社会に対してどのような価値を与えることができるのか、それを実現するためには大企業が良いのか、中小が良いのか、はたまた、起業するのが良いのか、すべてが、個人を中心に価値観が判断されます。

COSYも中小企業ですが、いろいろ大手から中小まで、取引先がありますが、下請けと見下げる企業や担当者も居ますし、大企業でも、Respectしてみてくれる担当者が居ます。

前出の本に出てくるような企業は社会、特に地元コミュニティーから見て、無くてはならない企業です。無くてはならない企業、特にお客様から見て無くなってしまうと困る企業はつぶれるわけがありません。

何のために存在する企業なのか、もちろん、社員と地域のために企業です。というのは大いにありです。今の多くの日本企業の衰退はこれを見失っているから、苦境に陥っているんだと思います。
売上、利益を上げるのが目的となると、存在価値は二の次になります。

無くてはならない企業であるから、売上も上がるし、利益も出る。特に大手企業ではすべてが逆になってきているのではないでしょうか。

売上を上げなければならない→他社と差別化しようとする→わからない→もうかっている差別化分野でがんばっている中小企業があると、大手がそこに参入する。不毛な営みです。付加価値を作るより、利益に食いつく。これは問題です。

ロボット掃除機が売れた!→わが社も掃除機を作っているから、ロボット掃除機だ→2番手だから安く良いものを!→似たような商品が市場にばらまかれる→価格競争→その市場自体がもうからない市場になる。→さらなる技術革新の原資が得られない→小手先の改良、マーケティング部門の奇策がはびこる→顧客がその差別化や宣伝文句に反応しなくなる。→その事業部の採算性悪化→社員のリストラへ

COSYも社員や社会に無くてはならない会社になるよう頑張りたいものです。

2012年6月17日日曜日

先日、求人のために、ハローワークへ行ってきました。
職員と話していると、????の部分もちらほら。

求人票を書くとき、昼休みは1時間ですね。と言われて、え、そんなに長く休むんですか?と思わず言ってしまった。
(あこぎな経営者と思われただろうか。。。)

たとえば昼を挟んで10時から3時のパートの場合、昼休み1時間を引かれたら、労働時間は4時間
それなら、10時から2時まで働いて、さっさと帰るか、ぶっ続けで3時までやって5時間分の時給をもらったほうが良いような気がします。

昔、駆け出しのエンジニアをやっていたとき、毎日毎日、残業、残業で、大変でした。
その当時の係長が「労働量保存の法則」というのをよく言っていました。
長時間働いても、定時で終わっても、生み出した成果は変わらない。と、個人的には思ってるんだけどな、これを俺は、労働量保存の法則と言っているんだ。でも残業したらしただけの成果もあるわけだ。ということで、残業してくれ。と言っていました。

日本の多くの会社でも、労働量保存の法則は実は真理で、朝来て、今日もどうせ、夜10時まで帰れないと思うと、ダラダラと仕事をしてしまうし、5時に終わってデートだと思えば、同じ仕事を5時までに片付けようと頑張る。

問題なのは、夕方から会議を開始したり、残業時間になって、あいつがいないから、仕事にならなかったと、次の日嫌味をいわれたり、そういう、会社環境だと思う。

このような会社のしきたりを変えていくのは経営者の仕事。
実は当の私も、アメリカから帰国後、日本の会社文化に流されて、ダラダラ、長時間会議につきあったり、夜遅くまで残っていたり、間延びした仕事スタイルが身についてきていたというのをしみじみ感じています。これじゃあだめです。

人の集中できる時間が限られていることを考えると、一人の労働時間は5~6時間くらいにして、むしろ人を増やして、ローテーション勤務制を引くほうが、良いのかもしれません。
また、遅くなる日があっても、短時間で帰る日があっても良い。フレックス労働と短時間労働スタッフなど、ワークスタイルに合わせて自由度を上げていくのが良いような気もします。
COSYのような業態の場合、管理しない、業績や会社風土向上に貢献してくれれば、労働形態、時間は気にしないというのが究極の労働体制だと思います。

給料は会社の儲けが出なければ、増やせませんが、労働形態の自由度で良い人を引き付ける。それによって、業績が上がれば、それを還元する。というサイクルが回っていくと、会社もうまく行くようになるのではと思っています。

サラリーマンを辞めた時、可能性のひとつとして、ニュージーランド移住を考えていました。
首尾よく技術者としての労働ビザもおりました。諸般の事情でニュージーランド行きより、日本でがんばることにしましたが、当時のニュージーランド政府は優秀な人に移民で来てもらいたい、でも、自国の一般的な給与水準は低い。でも美しい自然と、ライフスタイルに魅力を感じてもらい、ぜひ、来てもらいたいということを言っていました。

COSYも小さな会社で、現時点では決して待遇は良くありません。でも、会社風土、ライフスタイルとの適合性などから、良い人が居ついてくれるようにしていきたいと思っています。
ニュージーランド方式、もしくはKiwiスタイルです。

良い人が居ついて、喜々として仕事をすれば、業績が上がらないわけがない、風土、社員が良くなると、COSYと付き合いたいと思う会社も増えてくる。そうなると、業績が上がってみんなに還元できる。この良いサイクルを早く作れるように頑張っていきたいものです。
今の多くの大手企業ではみんなの点数をつけて、多面的評価だと言って、部下に上司の採点をさせたり、業績が悪くなったからとリストラしたり、人件費節約だと、同じ仕事なのに給与の違う、派遣で安くすませたり。これでは風土が悪くなり、社員が劣化して業績も下がる。首をかしげるのですが、どうなってるんでしょうねえ。

2012年6月16日土曜日

日本の英語教育

日本の英語教育で良く聞く声は「聴く、使う」ができないから、会話重視にしなければ。という声です。
本当にそうでしょうか。
いわゆる、英会話学校へ行って、とにかく、しゃべりましょう。慣れましょう、というやり方で良いのでしょうか。

私は英語を操る能力はまずは、圧倒的な単語力、文章構築力がなければ無理なのではと思っています。特に単語力です。
私のアメリカ勤務時代の上司に帝大の物理学科の大学院を出た、人がいましたが、彼は、とにかく、知っている単語をつなげて、しゃべる、しゃべる、相手が納得するまでしゃべる。聞いてみると、頭の中で日本語で考え、英単語に直してしゃべっていると言っていました。
彼の圧倒的単語力をもってすれば、どんな内容も、英語に逐次翻訳できます。

国際ビジネスの現場では喋り方が自然かどうか、は置いておいて、意味が通じて、仕事が進むなら、それでOKです。むしろ、いくら流暢でも、誤解が生じてはだめです。

こう書くと、すぐ、英語もろくにしゃべられない人が、日本の中高校で習った英語なんて勉強しなくても単語を並べるだけでも通じれば良いんだ、英会話学校へ行って、場馴れすればいいんだ。すぐ言い出すのですが、そんなレベルではだめです。圧倒的な単語力が必要なのです。

今の英会話学校は、不十分な日本の中高等学校の英語力で、しゃべっているだけなので、まず、進歩は無いのではないでしょうか。楽してダイエットと同じで、大した効果も期待できないのではないでしょうか。

実は英会話学校もそんなことはわかっているから、苦しい、英単語の暗記とか、文法の徹底勉強などはやりません。そんなことをすると、やる気のある数パーセントの人は英語が上達する代わりに、大半の生徒にやめられてしまうからです。

英語でも学問に王道なし、の通り、圧倒的単語力をつけなければ、仕事でやりあえるような英語力はつきません。当然読書もしかりです。アホほど単語を覚えて、アホほど読書して、毎日、英語で日記を書くというような地道な努力以外にないのではと思います。

よく、英語は苦手でと言いながら、英会話学校に行く人を見ますが、単に努力をしないから、しゃべられるようにならない、それだけだと思います。

じゃあ、お前はそれだけ勉強しているのか?と言われると、最近していません。ごめんなさい。
でも、昔はアホほどやりました。

2012年5月27日日曜日

日本製家電が落ち目の理由

もう、10年以上前から思っていたことなのですが、日本製家電は本当に良いのだろうか?物が良かったら売れるはずだと思うのですが。
以前は値段の割りに、品質が良くて壊れてにくいというので売れていたのは誰もが認めるところだと思います。
性能がまあまあ満足レベルで価格もお手ごろ。
これなら売れます。いや、いままで売れていました。

これを良いことに、延々、電子レンジや炊飯器、冷蔵庫を改良につぐ改良で、ここまでやるか、と改良を続けていました。何が利点なのか、良くわからない差別化機能を搭載して、尋常ではないモデルチェンジを行ってきました。値段はどんどん高くなり、8000円で売っている掃除機がある一方で7万円もする主力商品があったりする、その差はごく一部の掃除機マニアにしかわからない。でも7万円もするのに、ぺランぺランのプラスチックで、安けない。

日本製品のデザインの悪さといえば、目を覆いたくなるひどいものがいっぱいあります。
家の中に置くと、自己主張が強すぎて、いろいろな家電を置くと、部屋の中があの、落ち着きのない、おもちゃ箱をひっくり返したような家電売場のようになってしまいます。

テレビなどのリモコンなどにいたっては、わけのわからないボタンだらけで、老人でも困らないようにと思ってか、巨大な文字が大量に踊っています。美的センスのかけらもありません。

ヨーロッパ製品などはもともと多言語対応しなければならないので、必要最低限の記号で表しています。記号で表せないほど複雑な機能はそもそも見せないというのが鉄則です。

製品の質感も悪すぎます。ペランペラン、テカテカのプラスチックでテレビの前面が縁取りされていたりします。日本製品を代表する、シャープのアクオスにして、これです。製造原価を下げるためにPS樹脂を使っていたり、良くてABSです。

洗練された大人の消費者には受け入れられない、低価格志向の人にはコストパーフォーマンスが悪すぎて売れない。日本以外の市場ではいったい誰が買うのかわからないような趣味の悪い商品を売っています。コピー機にしても、コニカミノルタは欧州の志向を重視しているので、それなりに見れるデザインですが、リコーなどは国内市場を重視しているのか、目を覆いたくなるような色使い、デザインではないでしょうか。ごめんなさい、リコーさん。でもこれは正直そう思います。
(後日追加:2012年最新機ではリコー機もデザインを一新し、かなり良くなりました。反対にコニカミノルタのデザインが???になってきています。)
欧州の事務所に置いて、とても許されるデザインではないような気がします。製品性能が良いからなんとかなっているわけで、デザインが良くなればもっと売れるはずです。

などなど、考えると、落ちるべくして、日本製品が落ちてきていると思うのは私だけでしょうか。


2012年5月19日土曜日

OKI Fair にて、弊社のプリント管理ソリューションを展示しました。

2012年5月18日、大阪梅田スカイビルにて沖フェアが開催されました。
福島の災害、タイの洪水、昨年の度重なる苦境を乗り越えて、今年度は大幅販売台数増をめざしています。
本当に、昨年の沖データ社は災害続きで、特にタイの洪水で、工場が浸水し、製品を売りたくても売れない状況が続いていました。このような逆境にもめげず。全社一丸となって、復旧し、わずか一年程度の間に反転攻勢に出ることができるとは。日本企業の底力にはまったくもって、感服せざるを得ません。今、日本メーカーの株価は軒並み下がっていますが、私自身は買いだと思っています。
日本人が元気をなくしているのはマスコミがあまりにも、日本はダメだダメだ、と洗脳しているからではないでしょうか。今こそ日本企業の底力を信じるときが来ているのではないでしょうか。

今回、COSY社のプリント管理ソリューションと沖データ、最新プリンタ機種とのデモを展示させていただきました。

2012年5月3日木曜日

昨日は、連休の中日と言うことで、日ごろできない仕事と思い、わが社、COSY Print Job Monitor の新バージョン、Ver.6.0を使い倒してみました。
改めて使ってみると、いろいろなことに応用できそうです。

過去に印刷した、印刷ログをダブルクリックすると、印刷した文書のビットイメージが見れたりします。
かなり粗い画像なので、細部の文字は読めなかったりしますが、少なくとも何を印刷したかがわかります。画像が荒い分、格納メモリもそんなに食いません。
過去画像のフォルダにどんどん貯められるだけなので、このフォルダを外付けのテラバイト級のHDDにでも放り込んでおけば、相当なページ数の画像ログが記録されます。
←クリックすると拡大します。

数年前、情報セキュリティー対策で銀行用にプリント画像ログシステムの入札があったとき、某大手事務機メーカーが、2000万円で落札したと言うのがありましたが、今ではうちの安価なソフトと1万円程度の1Tバイトの外付けディスクで実現できます。技術の進歩はすごいですね。

仕組みは簡単、プリント時に生成されるEMFファイルから、ごく粗い、ビットイメージに変換して保管していると言うものです。HDDの容量が増えてきた今では、これで充分ですよね。
ここでも、クリステンセン教授の理論通りと言うことでしょうか。

自分たちの知らないところで既存技術が陳腐化する破壊的技術がそういうことを意図ぜず開発されている。これが現代の世の中なんだと思います。

ストレージ容量が飛躍的に増加→データ保管の単価が劇的に下がる→データサイズを気にしなくてよくなる。→既存業者の崩壊→使われ方が変わってくるし、多様化もしてくる。→新ビジネスの勃興

通信回線の高速化、ネット会議システムの低価格化高度化→在宅勤務が可能に→別に東京のオフィスに毎日出勤する必要無し→地方の雇用増加→地域のサテライトオフィスの集合体のような会社が出来たっておかしくない。

協業先を連携させる、ネットワークオーケストレーション型企業がすでに海外ではできてきているが、日本企業もどんどん変わるべきなんだろうなあと思う今日この頃です。

わが社もできれば、世界何極かの拠点を知のネットワークで結び、働く場所を選ばない、働きたい場所で働けるようにしていきたいものだと思います。





2012年4月12日木曜日

やっとひと段落

COSYのソフトウエアは大学に多く入っていますが、多くの大学で、3月の春休み中にシステム更新を開始します。やっと、4月になり、落ち着いてきました。

2012年3月11日日曜日

新しいフォスターチャイルド

新しいフォスターチャイルドが決まりました。
今年からは、ベトナムの****ちゃんと言う赤ちゃんに支援を行うことになりました。
まずは、一安心。

2012年1月2日月曜日

2012年 新年明けましておめでとうございます。

資本主義の限界かとおもわれるような欧州の金融危機、大震災、原発事故、昨年は大変な年でしたが、今年は少しでも良い年になると良いですね。

Facebook の投稿を見ていると、みなさん、ささやかでも、幸せな正月を迎えられているようです。
この一年を通して、昨年の正月にも書きましたが、「足りるを知る。」これが重要なキーワードなのかと改めて、思いました。

足りるを知った上で、さらに世の中に対して何ができるか、これを考えるべきだと思っています。

家族が元気で仲良く、食っていければ、それ以上のことは、おまけです。
このおまけの部分で何をするか、これが、重要です。

高級車に乗りたい、大きな家に住みたい。それも良いでしょう。それが、その人の人生の目標なら。。。。

本当の目標と、欲望を一緒にしないように、常に、考えておかなければ、一生なんて、あっという間に終わってしまうのだと思います。

昨年末にプランジャパンから連絡が入りました。

かれこれ、10年間支援を続けていた、アフリカのフォスターチャイルドが移転により、支援が続けられなくなった。との連絡です。
チャイルドの国では、娘を売り飛ばすも同然に、扱うこともあると聞いています。それとも、一家で逃げなければならない、重大事件が起こったのかもしれません。
子供たちが安心して生活できない、このような国がいまだに世界にはあります。

日本では、多くの人が今回の震災で気が付いたようです。
あたりまえの生活って、当たり前じゃなかったんだ。。。。と

COSY設立時にFoster Child 10人計画をできるだけ早く達成!と打ち上げていましたが、まだまだ、ぜんぜん、達成していません。それどころか、一人支援終了となると、逆戻りです。

ねじり鉢巻き頑張らねば。

今年はせめて一名でも増やせるよう、頑張りたいと思います。